保険年金

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保険年金 外貨建て年金の活用の仕方

保険年金 外貨建て年金の活用の仕方

個人年金に加入されている方は多いことかと思いますが、皆さんはどんな個人年金に加入されていますか?加入した当初に65歳からいくら受け取れるといった確定年金などに加入されている方が多いのではないでしょうか。ただ、こうした確定年金の場合、ここ数年で加入された方の場合利回りが低いケースも多く、貯蓄に毛が生えたような状況となっているかもしれません。もちろん、普通預金と比べればマシですから、コツコツ貯めていくにはよいと思います。さらに増やしたい方は外貨建て年金も検討されるとよいでしょう。一体、外貨建て年金とはどのようなものなのか理解していただきたく、解説を行います。

米ドルや豪ドル等の外貨で運用を行う

外貨建て年金保険は、米ドルや豪ドルなどの外貨で運用を行います。外貨での運用のメリットは、利率が高いことです。利率が2%や3%といった設定となるため中長期的には外貨建ての資産形成に役立ちます。

また、支払期間中に死亡した場合には死亡給付金を受け取ることができますので、年金といった機能の他、死亡した場合の備えとしても考えることができます。この他、個人年金保険料税制適格特約に該当すれば、個人年金保険料控除の適用ができるため、節税面でもメリットがあります。

注意点は、あくまで外貨建ての運用となることから、為替変動の影響を受けることを忘れてはなりません。支払時よりも円安になればむしろ年金額は増えます。一方、支払時よりも円高になり、利率分でカバーできなければ損失が発生する可能性もあります。

そのため、今後長い目で見て円安となりそうかどうか、世界経済を楽観できるかどうか(楽観できる状況であればどの通貨から見ても円安になりやすい)といった状況把握が大切になります。また、リスクヘッジの観点から、通貨を分散させるなど複数の通貨で運用を行ったり、円建ての確定年金も行いつつ外貨建て年金も活用するなど分散投資を徹底させることがポイントと言えるでしょう。そして、ある程度何があっても年金原資が確保できる体制を目指しましょう。

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