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おつり投資のメリットって?自動化サービスのデメリットも

おつり投資のメリットって?自動化サービスのデメリットも

皆さんの中には投資と聞くと「専業でやらなければならない」「まとまったお金が必要」といったイメージを抱いている方も多いかもしれません。しかし、昨今では数百円から投資が行えるサービスが増えつつあり、ますます投資が身近な存在になりつつあります。

そこで今回は、数ある投資手法の中でも私たちの生活と密接に関係している「おつり」を活用した「おつり投資」について取り上げてみました。

おつり投資のメリットや自動化サービスのデメリット(注意点)について解説します。

「おつり投資のメリット・デメリットを知りたい」という方はぜひご覧ください。

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■おつり投資とは?

おつり

おつり投資とは、その名の通り「おつり」に該当しそうな少額のお金を投資に回すことです。多くの人はあまった小銭やおつりを貯金箱に貯めるといった方法が思い浮かぶかも知れません。また、実際に試したことがある人は気づいた頃にある程度まとまった額が貯まっていて嬉しい気分になったこともあるのではないでしょうか。

もちろん、お金を貯めるといった目的であれば貯金でも構いません。しかし、おつり投資ではここで貯まったお金をもとに資産運用を行うのが最大の特徴です。資産運用と聞くと「なんだか難しそう」「マネーリテラシーがないから不安」と感じる方もいるかもしれません。しかし、私たちの身近にある「おつり」を利用したおつり投資であればどうでしょうか。取り組むに当たっての心理的なハードルが低いとは思いませんか?続いて、おつり投資のメリットについて解説します。

 

■おつり投資は自動化できる

スマホとお金とグラフ

昨今ではおつり投資を自動化することができます。どういうことかというと買い物アプリなどの取引記録から自動的におつり額を設定し、その金額が自動的に運用資金に回ることになります。買い物アプリでは100円単位、500円単位、1,000円単位といった具合に毎月の投資額を設定可能です。たとえば260円の買い物をした場合、100円単位であれば40円、500円単位であれば240円、1,000円単位であれば740円がそれぞれ投資額となります。

もちろん、アプリを利用するための手数料やファンド手数料はかかりますが、仮想貯金箱のような感覚で利用できるでしょう。普段何かと忙しい主婦や会社員、OLといった層から人気を集めている投資手法となっています。また、いずれも少額で投資を始められるため、まずはおつり投資で投資感覚を培った後に本格的に投資を始めるのも一つの手でしょう。

代表的なおつり投資アプリとして「マメタス」や「トラノコ」が挙げられます。どちらも手持ちのスマートフォンに専用のアプリをダウンロードしたのち、クレジットカード情報の登録・マネーフォワード等の家計簿アプリと連動させることで「おつり投資額」を算出可能です。家計簿アプリとも連携させるため、月々の収支を把握できるのも嬉しいポイントだといえるでしょう。

 

■おつり投資のメリット

メリットの文字

ここではおつり投資のメリットを4つ取り上げてみました。

  • ・少ない金額から取り組める

  • ・投資初心者でも始めやすい

  • ・運用の手間がいらない

  • ・キャッシュレス決済での運用が可能

それぞれについて、解説します。

 

▼少ない金額から取り組める

おつり投資は少ない金額で取り組むことができます。最近では「つみたてNISA」や「ロボアドバイザー」など少額で取り組める資産運用サービスが増加傾向にありますが、おつり投資であれば買い物をするたびに自動的に積み立てられるため特に少ない金額で始められるでしょう。また、サービスによっては運用額に応じて手数料が安くなるタイプもあり、中長期的に取り組みやすい点もメリットといえます。

 

▼投資初心者でも始めやすい

おつり投資は投資初心者でも始めやすい投資手法です。誰でも手軽に始められることを目指したサービスが多く、操作がわかりやすいほか、初期設定さえ終えてしまえば自身で運用・管理する必要がありません。また、積立についても普段通り買い物をするだけなので非常に手軽といえるでしょう。そのため、投資初心者はもちろん、日頃何かと忙しく資産運用にまとまった時間が割けない方にもおすすめです。

 

▼運用の手間がいらない

おつり投資は一度設定してしまえば、その後の運用・管理はサービス提供会社が行ってくれます。投資信託を運用するような感覚に近く、多くのサービスでは複数のETF(上場投資信託を組み合わせてバランスの取れたポートフォリオとなっているのも特徴です。ポートフォリオの作成はもちろん、リバランスもお任せできるため自分で運用する手間がほとんど必要ありません。

 

▼キャッシュレス決済での運用が可能

「おつり投資」と聞くと小銭をイメージするかもしれませんが、キャッシュレス決済時の「おつり」も積立の対象です。そのため、クレジットカードやID決済などの電子決済を利用している方であっても気軽に取り組めるでしょう。ただし、その際は忘れずにクレジットカードや電子マネーの情報をアプリに登録するようにしてください。

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■おつり投資サービスを利用する際の注意点

電卓と注意点を解説する女性

おつり投資には数多くのメリットがある一方で、デメリット(注意点)も存在します。

  • ・口座に現金が必要

  • ・マイナスになる可能性がある

  • ・(原則)クレジットカードや電子マネーの情報登録がいる

  • ・投資先を自分で選べない

ひとつずつ確認していきましょう。

 

▼口座に現金が必要

おつり投資では口座に現金がなければ、商品の買付が行われません。おつり投資では日々の買い物で積み立てられた「おつり」と同じ金額が、月に一度決められたタイミングで指定口座から引き落とされます。そのため、積み立てる予定のおつりと同額の金額が口座に残っていなければそもそも投資自体が不可能だといえるでしょう。

 

▼マイナスになる可能性がある

おつり投資はあくまでも「投資」であり、当然リスクは伴います。そのため、運用成果が悪ければ損をする恐れがあるほか、元本が保証されているわけではありません。もちろんプロやAIの監修により最大限リスクを避けた運用を行ってくれますが、マイナスになる恐れがあることはデメリットとして必ず念頭に置いておくことが大切です。

 

▼(原則)クレジットカードや電子マネーの情報登録がいる

おつり投資をアプリを利用して行う場合、原則としてクレジットカードや電子マネーの情報登録が必要です。サービスによってはレシートを撮影し、アップロードすることでデータを連係できるかもしれませんが、手間や漏れを考えるとデメリットであまり効率的とはいえないでしょう。そのため、おつり投資を行う際はクレジットカードや電子マネーの情報登録も忘れずに済ませておくことをおすすめします。

 

▼投資先を自分で選べない

おつり投資では商品の選定をAIやサービス提供者が行うため、自分で好きな商品を選ぶことができないデメリットがあります。あらかじめリスク許容度は設定できますが、それ以外の運用に関する部分は基本的にすべてお任せと考えておいた方がよいでしょう。そのため、自分で比較検討しながら運用商品を決めたい、運用したい商品が決まっているという方にとっては、おつり投資は不向きといえるかも知れません。

 

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■おつり投資に興味がある方へ

今回の記事ではおつり投資の概要をはじめ、メリット・デメリット(注意点)についてお伝えしました。おつり投資は投資初心者にとってハードルが低く、少額から始められる一方で元本が保証されていないなどのデメリットも存在します。そのため、投資の基本的な知識についてある程度身につけてからおつり投資に挑戦した方が、より安心できることは間違いありません。

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