保険年金

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不動産投資における団体信用生命保険とは?

不動産投資における団体信用生命保険とは?

不動産投資における団体信用生命保険とは?

マイホームを購入する場合、大きな金額を払うことになります。そのため、ほとんどの人が住宅ローンを組んで、購入するという選択肢を選ぶでしょう。

住宅ローンを組むと、何十年と払い続けていくことになります。

しかし、住宅ローンを返済している途中で、健康上のトラブルが発生する可能性はゼロではありません。

病気やケガの程度にもよりますが、就労不能になり支払いが難しくなる可能性もあるでしょう。

そこで、さまざまなトラブルに対応するために、「団体信用生命保険」という制度があります。

ここでは、団体信用生命保険についてと、加入するメリットなどをご紹介します。

 

団体信用生命保険とは

「団体信用生命保険」とは、生命保険会社が残りの住宅ローンを返済してくれる制度のことです。

生命保険などで保障されるお金は、体調面にトラブルが発生した場合に、生活面をカバーしていくお金に使われることがほとんどでしょう。

そのため、住宅ローンの返済にお金を回せず、苦しい状況に陥ってしまう可能性も考えられます。

もし、住宅ローンの返済が難しくなった場合、団体信用生命保険に加入をしていることが大切です。

加入をしていることで生命保険会社から保険金が支払われ、残りのローンが返済されます。

返済が完了することで、家族は住宅ローンの心配をすることなく、マイホームに住み続けることができるでしょう。

 

死亡保険との違い

死亡保険はお金という形で残り、団体信用生命保険は、亡くなると不動産という形で残るという違いがあります。

死亡保険は、被保険者の死亡時にまとまったお金が支払われます。

まとまったお金があれば、生活費を賄うことが可能です。

しかし、残りの住宅ローンの期間などを考えると、死亡保険だけでは安心できません。

また、死亡保険には「定期タイプ」と「終身タイプ」があります。

定期タイプは65歳以上で亡くなると、保障が一切なくなります。

終身タイプは65歳以上に亡くなっても保障がありますが、保険料が大きいという点も特徴です。

 

団体信用生命保険の種類

団体信用生命保険に加え、「三大疾病特約団体信用生命保険」、「八大疾病保障付団体信用生命保険」という保険もあります。

2種類の保険にどのような違いがあるのか、分かりにくいと感じるでしょう。

そこで、ここからは、2種類の保険の特徴などをご紹介します。

 

普通の団体信用生命保険

住宅ローンを契約した本人が死亡したり、高度障害の状態になった場合に保障するのが、団体信用生命保険です。

特徴は本人の健康面が問題で、住宅ローンが返済できなくなると、生命保険会社がその支払いを肩代わりしてくれます。

また、金利の上乗せはありません。

 

三大疾病特約付団体信用生命保険

「三大疾病特約付団体信用生命保険」は、普通の団体信用生命保険の条件に、「がん、急性心筋梗塞、脳卒中の三大疾病」と「所定の状態」という条件が加わります。

3種類の疾病のいずれかになり、所定の状態になると、生命保険会社が残りのローンを支払ってくれる制度です。

所定の状態とは、例えば脳卒中の場合、「初診日から〇日以上、言語障害等で神経学的な後遺症が継続したと診断されたとき」のことをいいます。

所定の条件の詳細については、確認しましょう。

 

八大疾病保障付団体信用生命保険

「八大疾病保障付団体信用生命保険」は、三大疾病と「慢性膵炎、糖尿病、高血圧性疾患、慢性腎不全、肝疾患」を加えています。

さらに、所定の状態になったときに、保障されます。詳細については、確認すると安心です。

 

団体信用生命保険の加入条件

申し込むすべての人が、加入できるわけではありません。

そのため、加入するためには。加入条件をクリアする必要があります。

ここでは、どのような加入条件があるのかご紹介します。

もし、加入できるかわからないときは、生命保険会社に相談をしましょう。

 

加入審査がある

加入審査の内容は、申し込む時点から過去3年間の、病歴や治療歴を伝える義務があります。

例えば、診断された病気が3年以上前であっても、現在継続して治療をしていれば伝えなければいけません。

さらに、加入審査を受ける日から3年以内に治療を終了している場合も、伝える必要があります。

 

正しく健康状態を伝えなければいけない

健康状態は人によってさまざまであるため、「告知書」に健康状態を記入して提出します。例えば、病歴や治療歴、内服歴など健康に関することを記入します。

健康状態はしっかりと伝えなければいけないため、不明点などがあれば相談をしましょう。

 

 

団体信用生命保険のメリット

団体信用生命保険に加入するメリットは、まずは、住宅ローン契約者が死亡または高度障害の状態になると、住宅ローンを生命保険会社が代わって住宅ローンの完済をしてくれることです。

また、不動産が残ることで、誰かに貸し出して家賃収入に繋がります。

さらに、不動産を売却することで、まとまったお金にすることも可能です。

ただし、必ず家賃収入に繋がったり、不動産を売却できるとは限らない点は覚えておきましょう。

 

団体信用生命保険の特徴を知ろう

大きな金額の住宅ローンを組む時は、一大決心をして住宅ローンを組む人もいるでしょう。

住宅などの不動産のローンはとても金額が大きく、完済するまでに長い年月がかかります。

さらに、住宅ローンを組んでから完済まで、健康上のトラブルがないわけではありません。

「もし、返済できなくなったらどうしよう」という心配は、誰でも感じることです。

そこで、少しでも心配を減らすための方法が、団体信用生命保険に加入することです。

団体信用生命保険は住宅ローンを契約した本人が、死亡または高度障害の状態になると、生命保険会社が代わりに住宅ローンを完済してくれます。

そのため、家族は住宅ローンに追われることなく、住宅などの不動産を残すことが可能です。

 

[広告]団体信用生命保険に興味を持ったら、あわせて不動産投資も検討しましょう。

 

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