保険年金

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火災保険は10年払いがお勧め 来年から火災保険が値上げします!

火災保険は10年払いがお勧め 来年から火災保険が値上げします!

火災保険は10年払いがお勧め 来年から火災保険が値上げします!

今年も梅雨時期に入った途端に大雨による災害が起きてしまいました。
「令和2年7月豪雨」は熊本県を中心に九州や中部地方などで発生した集中豪雨で、
川の氾濫や土砂災害など各地で甚大な被害をもたらしています。

台風や大雨による災害は日本各地で起こっています。
床上浸水どころか、家の1階部分が全て水に浸かってしまうなど、
その被害は年々ひどくなってきています。

このような水災は火災保険の「水災」補償で備えることになります。
今回は火災保険についてお伝えしていきます。
 

【INDEX】
■火災保険の補償範囲
■見直しのポイント
■最後に


火災保険の補償範囲

保険の名称が火災となっているので、火災の補償のみかと思われるかたも多いのですが、
火災保険の補償範囲は以下となります。

<火災保険の補償内容>

火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹災、雪災、水災、
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突、
漏水などによる水濡れ、騒擾・集団行動に伴う暴力行為、
盗難による盗取・損傷・汚損、不足かつ突発的な事故等

火災保険にご加入の際は、お住まいの地域の特性をハザードマップ等で確認し、
必要な補償を準備しておく必要があります。

最近は以前の台風よりも勢いが強く、強風や大雨の被害も増えています。
既にご加入の保険に必要な補償が入っているか再度、ご確認ください。

 <火災保険の支払い期間>

賃貸物件は契約期間ごとに2年など火災保険の期間が決まっていることが多いのですが、
持ち家などご自身が所有する物件の場合は契約期間を選択することができます。

1年、5年、10年などがありますが、長期の場合は年間に割り戻すと保険料がお安くなります!
10年払いは一度に支払う保険料は高くなりますが、補償内容は同じで年間の保険料はお安くなりますのでお勧めです。
(地震保険は5年が最長となりますので更新が必要です)

<例>東京都、木造一戸建て
建物の保険金額3,200万円、家財の保険金額1,000万円
(地震保険なし)
1年払い:39,630円
5年一括払い:174,450円(1年分:34,890円)
10年一括払い:350,820円(1年分:35,082円)

比較しやすいよう地震保険なしでシミュレーションしてみました。
1年に割り戻すと長期分を一括払いしたほうが保険料はお安くなります。
(参考:https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/)


見直しのポイント


保険料や税金は支払いかたによって割引などがありますので、支払う前にチェックしてみましょう!

火災保険とは逆で、医療保険は長期で支払うよりも短期で 支払うほうが総支払保険料はお安くなります。
以下は保障内容が同じ医療保険で、保険料の支払い期間を 変えた場合の例となります。

 <例>30歳女性、医療保険(入院・通院特約等)
終身払い:3,350 円/月(総支払い保険料 2,251,200円)*
60歳払い:4,535 円/月(総支払い保険料 1,632,600円)
10年払い:11,200 円/月(総支払い保険料 1,344,000円)
*終身払いは86歳までの56年間で試算しています

月々の保険料が安い終身払いにされているかたも多いのですが、ご加入の間はずっと保険料を支払うことになります。
例のように86歳までで試算すると、総支払い保険料は200万円を超えることに。
短期払いにした場合は月々の保険料は上がりますが、総支払い保険料はお安くなります。

このように、保険でも火災保険や医療保険など保険の種類や内容によって異なりますのでご注意ください。
見直しのポイントは、同じ補償・保障(*)内容で、支払いかた(期間など)により
保険料が安くなるか、という点を 確認することです。

商品により異なりますので、保険の担当者や取り扱い会社の窓口等にお問い合わせ下さい。
(*火災保険など損保系の場合は「補償」、医療保険など 生保系の場合は「保障」と言います)
 

最後に
 

火災保険は中々、見直しのタイミングがありません。更新も自動でされるので、
補償内容の見直しや支払い期間の変更などはご自身で行う必要があります。

来年から6〜8%、火災保険の保険料が上がります!
10年払いも、ずっとあるとは限りません。

保険料が上がる前に現在ご加入の内容をご確認頂き、
必要であれば見直しをして下さい。

見積もりなどは依頼すると、すぐに出してくれますので、
内容をご確認頂き、必要な補償など分かりにくい場合は 
ご相談されると良いでしょう。

保険は入っているから安心というわけではありません。
火災や水災、病気になった時など、
困ったときに必要な補償・保障が受けられるのかが重要です。

ご自身でも保険証券を確認してセルフチェックができますので
是非、参考にしてください。
 

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