保険年金

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【保険年金】個人年金の活用の仕方

【保険年金】個人年金の活用の仕方

【保険年金】個人年金の活用の仕方

>皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。

多くの方が将来に備えて民間の個人年金に加入されている、もしくは検討されているのではないでしょうか。個人年金のよいところは、ご自身が支払った掛金がもとになり年金を受け取ることができますので、まったくもらえないということはありえません。そのため、自助努力の一環として加入される方が多いです。しかしながら、個人年金に加入すれば安泰と言えるのでしょうか?また、その前にやるべきことはないのでしょうか?

ここでは、個人年金の活用の仕方について解説していきます。

まずは公的年金で万全な準備を

ごくまれですが、なぜか公的年金の掛金を支払わず個人年金に加入されている方がいます。公的年金がもらえないかもしれないから、という理由のようですが、そんなことはありません。国民年金の場合、国庫負担(税金)が投入されており、昨今では半分が税金でまかなわれています。また、公的年金の掛金は、全額社会保険料控除となるため、税制面からも優遇されています。受け取るときも公的年金等控除を差し引いた後の金額に税金がかかるため、メリットは多いのです。

要は、まずは公的年金で準備してくださいということ。この中には、国民年金基金も含めますし、現在では誰でも加入が可能となっている確定拠出年金も含まれます。こうした優遇措置のある制度をまずは活用したうえで、次の自助努力として個人年金を考えていただきたいのです。

個人年金も税制面での優遇があります。支払った掛金のうち一部ないしは全部が生命保険料控除の対象となります。なお、個人年金には加入時にいくら受け取ることができるかわかる年金(確定年金など)と、ご自身で運用しいくら受け取るかは運用次第(変額年金保険)といったものがあります。いずれに加入するか、もしくは両方加入するのもありですが、そこは財布との相談になります。

仮に公的年金だけでは2000万円~3000万円不足する現実があったとすると、例えば個人年金で1000万円~2000万円貯め、残りは他の運用で確保するといった方法がよいかと思います。これもリスク分散の一環です。複数にわけて老後資金は確保し、極力リスクを減らしていくのが無難だと思います。これ以外の方法として、節税も可能な不動産投資をいれるのもよいかもしれませんね。

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