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止まらない円安!そんな中「外貨預金」ってどうなの?

止まらない円安!そんな中「外貨預金」ってどうなの?

止まらない円安!そんな中「外貨預金」ってどうなの?

今年に入り、円安が止まりません。

2021年12月には1ドル=112円~114円台で推移していたのに対し、2022年9月には1ドル=145円台まで円が急落しています。
これは日本が金融危機にあった1998年8月以来実に24年ぶりの安値となり、今年に入ってから30円以上も円安方向に動いたことになります。

円安が進む原因は様々ですが、特に歴史的なインフレのため大幅に利上げを行うアメリカと日本の金利差が警戒され、日本円よりも金利の高い米ドルを買う動きが強まったことなどが今回の急激な円安の背景にあります。
またアメリカだけでなくヨーロッパ各国も利上げを発表しており、世界と日本の金利差は開く一方でますます今後の動きに目が離せません。


そんな中、円より高金利での運用が期待でき、為替差益も狙える外貨預金を始める人が増えています。

実際に外貨預金サービスを提供する各金融機関では、ここ半年で申込みが急増したケースもあり、急激な円安を背景に外貨預金に注目が集まっていることが伺えます。

今回はこうした外貨預金について、改めて仕組みやメリット・デメリットを踏まえながら、実際に外貨預金を行う際のポイントをお伝えしていきたいと思います。

【INDEX】

■外貨預金の仕組み、メリット・デメリットについて

■円高・円安とは?為替が動くとどんな影響がある?

■最後に


外貨預金の仕組み、メリット・デメリットについて

外貨預金とは、米ドル、ユーロ、イギリスポンド、オーストラリアドルなど外貨建てで行う預金のことです。
普通預金、定期預金などがあり、基本的には円で行う預金と同じ仕組みですが、金利については各通貨の金利水準が反映されます。

メリットとしては、円預金よりも高金利が期待できる点です。
また他にも為替レートの変動により為替差益を得られる可能性がある、通貨分散によりリスクヘッジができ資産を守る役目があるなど、円預金では得られないメリットがあります。

一方デメリットとしては、良くも悪くも為替レートの影響を受けるため場合によっては損失が出るケースもあります。
また預入時・引出時にそれぞれ為替手数料がかかることや、預金保険制度の対象外となるため金融機関破綻時には元本が一部カットされる場合があります。

実際に外貨預金を行う際は、メリットだけでなくリスクやかかるコストも踏まえ、各金融機関のサービス内容を比較してから始めるようにしましょう。

円高・円安とは?為替が動くとどんな影響がある?

為替の仕組みについても見てみましょう。
為替が動くと、実際に私たちにはどのような影響があるのでしょうか。

外貨に対して日本円の価値が高くなることを「円高」、低くなることを「円安」といいます。

例)
円高 → 1ドル=100円だったのが1ドル=80円になる
円安 → 1ドル=100円だったのが1ドル=120円になる

外貨預金は、一般的には預入時に円を外貨に換え、満期時等には外貨を円に換えて引き出します。

その際預入時と受取時に為替レートの影響を受けるのが特徴ですが、預入時より引き出すときに円安になっていれば利益となり、逆に円高になっていれば損失が生じることになります。

為替差益を狙うためにはなるべく円高のときに預け入れ、なるべく円安のときに換金・引出しを行いたいところですが、円高の場合は外貨が売られ円の価値が高まっているということですので逆に外貨の金利が下がる傾向にあります。


為替については必ずしもどちらが良い悪いというものではなく、その人の状況や立場によって異なります。
円高の場合は海外のモノやサービスが安く買えるメリットがあり、海外旅行にかかるお金も安くて済みますし、逆に円安の場合は日本の製品を海外に輸出しやすくなり、外国人旅行者の増加などに繋がります。

為替変動については資産運用だけでなく私たちの家計にも大きく影響するため、日ごろから為替の動向を把握しておくことは非常に大切なことなのです。

最後に

今回は、外貨預金について解説しました。

現在の日本の低金利な状況を考えると、外貨預金での資産運用も十分選択肢の一つになり得るかと思います。
最後に、外貨預金を行う際のポイントを3つお伝えします。

<外貨預金を行う際のポイント>
①生活費などすぐに使うお金や使い道が決まっているお金ではなく、当面は使う予定のない余裕資金で行うこと。

②一度に全てを預け入れるのではなく、預入時期をいくつかに分けて時期を分散すると為替変動のリスクを軽減できる。毎月決まった額を買い付ける定期積立も有効。

③一つの通貨に全て預け入れるのではなく、通貨も分散しておくと円高時の損失発生リスクを軽減できる。

今回ここまで急激に円安が進むことを誰も予想できなかったように、今後どのように為替や世界経済が動くのかは誰にも予想できません。

「一つのかごに卵も盛るな」という格言があるように、経済がどちらに転んでもいいよう通貨分散をはじめ複数のかごに資産を分けて持つことをお勧めします。

その際、本記事の内容もご参考頂ければ幸いです。

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