資産運用

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株主優待はいつまでに買えばもらえる?

株主優待はいつまでに買えばもらえる?

株式投資を行う方にとって、値上がり益の他に、配当金や株主優待を受け取ることを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。この配当金や株主優待を受け取るためには、いつまでに買う必要があるのでしょう?また、どのように買っていくのが株式投資では良い購入スタイルといえるのでしょうか?解説していきたいと思います。

2019年7月16日から権利付き最終日が変更となった

既に変更されているため、日々株式を売買されている方の多くはご存じかと思いますが念のため。2019年7月16日から、株式売買による株式と売買金額の交換を行う日が一日短縮され売買成立日から数えて3日目となりました。

これに伴い、株式取得ができる日が一日早まったことから、決算日から数えて3営業日前までに株式を購入していれば、配当金や株主優待をもらうことができます。例えば、2020年1月の場合、1月31日(金)が権利確定日となります。つまり、この日に1月決算の会社などの株式を購入していれば配当金や株主優待を受け取ることができます(一部例外ケースあり)。

それではいつまでに買えば配当金や株主優待をもらえることになるのでしょうか。この1月31日(金)から数えて3営業日前である1月29日(水)までに株式を買えばよいことになります。この3営業日前のことを権利付き最終日と呼びます。

特に、3月決算の会社の場合、2020年3月31日が火曜日であることから、土日を除いた3月27日(金)までに購入しておけば3月決算の会社の配当金や株主優待を受け取ることができるわけです(一部の会社で例外あり)。

優待や配当金狙いはもう少し前に買うべき

それでは、配当金や株主優待を受け取るために、直前に購入するのがよいのでしょうか?必ずしもそうとは限りません。中には、優待や配当金をもらえるよりも、その後株価が下がり損失が発生する場合もあるからです。

銘柄にもよりますが、配当金や優待狙いで数ヶ月前に買い先取りすると、その後同じような人が買っていくことで株価が上がり株価上昇の恩恵を受けることができる場合もあります。そのため、1ヵ月や2ヵ月前などに買っておいた方がよい場合もあります。

いつ買えば良いかはチャートも確認してください。ある程度毎年規則性があるような場合には、いつ買っていつ売れば良いかも推測できるようになるでしょう

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