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20代~30代独身の生活事情を知る

20代~30代独身の生活事情を知る

隣の財布事情を知りたがる方は大変多いですよね。そこで、20~30代独身の場合、どんな生活をしているのか今回は解説をしていきたいと思います。堅実なのでしょうか?それともぱっと遊んでいるのでしょうか?

食費と住居費にお金をかけているケースが多い

総務省「平成26年全国消費実態調査-単身世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果」によれば、40歳未満の男性・女性独身いずれも、費用のうち住居費にかける割合が23~24%前後と高くなっているのが特徴です。毎月の可処分所得(税引・社会保険料を引いた後の自由に使えるお金)のおよそ1/4を家賃に充てている構図です。

また、男性では25%(女性は18.7%)を食費に充てているのが特徴であり、女性は被服および履き物に6.9%(男性は3.4%)充てているのが特徴的です。

40歳未満の男性では、実に可処分所得の半分を食費と住居費に充てています。女性が42.9%であることを考慮すると、使い道に多少違いがあることが分かります。

もっとも注目したいのは、40歳未満の独身の平均消費性向が74.0%であること。これは、可処分所得の74%を毎月使っていて、残りの26%を貯蓄しているという意味です。皆さん、可処分所得はすぐにわかりますよね。そう、毎月振り込まれる金額です。このうち26%分を貯蓄しているかどうか計算してみてください。貯蓄できていれば平均以上となります。

なお、景気を反映するため、現在は調査時点よりも収入が上がっている可能性が高く、貯蓄もさらにできる体制になっているのか、はたまた使えるお金が増えたから貯蓄は減っているのか、そこまではわかりません。いずれにせよ、ぱっと遊んでいるわけではなく、堅実に貯蓄している方が多いのだろうと推測できます。

まずいとも思ったあなた、今日から貯蓄にも励みましょう。

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