資産運用

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資産運用のキホン-日経平均株価の動きを予想する目安とは?

資産運用のキホン-日経平均株価の動きを予想する目安とは?

資産運用のキホン-日経平均株価の動きを予想する目安とは?

皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。

今回は、日経平均株価の動きを予想する1つの目安について解説していきましょう。あくまで予想になりますが、ポイントをおさえることで、投資すべき水準かどうか目安を捉えることができるようになるでしょう。

予想PERをもとに考える

その方法とは、予想PERをもとに検討する方法です。PERとは、株価を一株当たり利益で割ったものであり、投資指標の一つとして認識されています。日経平均の予想PERは、日本経済新聞などにも掲載されていますので、どなたでも確認することが可能です。

この予想PERの数字を見ることで、現状の日経平均株価がどのような水準にいるのか推測が可能です。おおよその目安ですが、日経平均株価の予想PERは12~16(倍)程度で動く傾向にあります。

12倍という数字はどちらかというと先行きに悲観的な時に生じます。16倍という数字は なかなか今では見ることができなくなりましたが、先行きに大きな期待、楽観的な時に生じています。

2019年5月現在では、日経平均株価の予想PERが12~13倍前後のため、どちらかといえば悲観的な状況です。これは、米中の関税戦争といった世界情勢不安を表していると捉えることができます。

仮に予想PERが11倍へと突入した場合には、割安水準になります。私の個人的な考えですが、この水準で購入することは『アリ』であり、その後12倍方向へ戻る、つまり日経平均株価は戻すだろうと予想できます。ある程度戻したら売却するという戦略です。

悲観的な時は、予想PERが13倍に行けば御の字です。そこまでいく前か、いったら売却するという見通しを立てておくと、ある程度利益は得ることができるのではないでしょうか。

あくまで数週間や数ヶ月など短期的な売買では予想PERを利用できます。中長期的には経済動向など大局的に見ていく必要がありますので、その点はご注意ください。

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