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少しでもお得に!2024年度版・おススメな自動車税の支払方法とは!?

少しでもお得に!2024年度版・おススメな自動車税の支払方法とは!?

少しでもお得に!2024年度版・おススメな自動車税の支払方法とは!?

今年も、自動車税(軽自動車税を含む)の支払時期がやってきました。

やっと確定申告で所得税の納税を終えたばかりなのに、春先のこの時期に自動車税の納税通知書を受け取り、うんざりしている方も少なくないのではないでしょうか・・・。

ところで、従来は自動車税の納付は現金での支払いが当たり前でしたが、近年では国税や他の地方税同様にキャッシュレス払いが利用可能となり、支払方法の工夫による損得が生じる状況となったことはご存じでしょうか?

どうせ支払わざるを得ない税金であれば、少しでもお得に納税したいと思う方は多いはず!

そこで本稿では、2024年度最新版として、自動車税のお得な支払方法について、ご説明していきます。

 

■自動車税の納税額と支払時期

まずは、自動車税について簡単におさらいしておきましょう。

自動車税とは、車の所有者が必ず納めなければならない地方税の一つです。

毎年4月1日時点の車所有者が課税対象者となり、5月に納税通知書が送付され、5月末が納付期限となっています。

令和元年度税制改正により、2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用の乗用車(登録車)から自動車税の税額額が引き下げられた経緯があり、引き下げ後の税額は、以下のとおり、排気量に応じて25,000円から110,000円です。(軽自動車税には引き下げはなく、一律18,000円です)

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<2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用の乗用車(登録車)の自動車税(種別割)の税率表>

 

【出典】総務省ホームページ

『2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります』より抜粋

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/131410.html

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■自動車税のお得な支払方法とは!?

では、自動車税の納税について、本稿を執筆している2024年5月10日現在の主な支払方法を見ていきましょう。(自動車税は地方税のため、お住まいの自治体により異なる場合があります)

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<自動車税の主な支払方法>

①指定金融機関・コンビニエンスストアでの支払い

②クレジットカードによる支払い

③QRコード決済による支払い

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①は、指定金融機関やコンビニエンスストアで納税する方法です。

殆どの場合は現金支払いのみ、かつ指定先に出向く時間も必要となります。

そのため、損得の観点でいえばなるべく避けたい支払方法といえますが、例外的に、セブンイレブンでのnanaco支払いとミニストップでのWAON支払いに限っては、ポイント還元を受けられることがあります。

たとえば、セブンイレブンでのnanaco支払いであれば、自動車税の支払いに対するポイント還元はありませんが、セブンカード・プラスのクレジット払いを利用してnanacoの残高をチャージすると、チャージ分に対して200円ごとに1nanacoポイントの還元があり、実質的に納税額の0.5%還元になるといった具合です。

チャージ上限やチャージ元のクレジットカードに制限はあるものの、現金で支払うよりはお得となるため、関心のある方は詳しく調べてみるとよいでしょう。

 

②は、お持ちのクレジットカードで決済して納税する方法です。

決済するクレジットカードによっては、自動車税等の税金支払いに対してもポイント還元や特典付与を受けられることがあるうえ、指定先に出向く時間も節約できるメリットがあります。

但し、クレジットカード払いによる納税には所定の決済手数料が発生するため、決済予定のクレジットカードのポイント還元率や特典付与のメリットを予め確認し、決済手数料との損得を計算しておく必要があります。(クレジットカードによっては、税金支払いに対してはポイント還元の対象外・半減といった場合も多く、この点も注意して確認する必要があります)

また、車を複数台所有するなど決済額が高額となる方であれば、クレジットカード新規入会時の「入会●ヵ月以内に△円利用で入会ボーナスプレゼント!」といったキャンペーンや、三井住友カード ゴールド(NL)などの「年間100万円以上利用で年会費永年無料」といった制度との組み合わせも検討できるでしょう。

 

③は、PayPayや楽天ペイといった主にスマホ決済アプリを通じた納税方法です。

先にご紹介した①と②の“良いとこ取り”のような方法で、事前にクレジットカードからスマホ決済アプリの残高にチャージしておくことで、チャージ分のポイント還元や特典付与を得られるうえ、原則として決済手数料なしで納税することができます。

但し、QRコード決済による支払いは、決済事業者によるルール変更が非常に激しく、最新のルールを理解するのも一苦労です。

たとえば、PayPayではクレジットカードからチャージした残高(PayPayマネーライト)では税金決済が不可となったり、auPAYでは残高でのチャージ上限額が月間5万円に引き下げられたりしています。

他にも、スマホ決済アプリへのお得なチャージ方法が次々に閉鎖(利用不可)やルール変更されていたりもしますので、いざ決済しようとしたら使えない、または想定していたポイント還元や特典が受けられないといったことが起こりやすい環境にあります。

ご自身の責任で最新のルールを確認・理解する必要がある点は、利用する人を選ぶといえそうです。

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以上から、ご自身で頻繁に変わるルールを調べるのが苦ではない方には、やはり「③QRコード決済による支払い」が一番お得となる可能性が高く、おススメといえます。

そうでない方は、「②クレジットカードによる支払い」か、セブンイレブンでのnanaco支払いまたはミニストップでのWAON支払いの検討がおススメといえるでしょう。

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