資産運用

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女性が投資に向いていると言われる理由

女性が投資に向いていると言われる理由

投資家、というと頭に浮かぶのは並んだディスプレイの前に座る男性の姿かもしれません。一般的に、投資をしているのは男性が多いというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

金融庁の調査によると、20代、30代の投資経験のある人の割合は以下のようになっています。

 

<性別・年代別にみた投資への取り組み状況>

出典:金融庁「若年層を中心とした個人による投資の現状とNISAの利用促進に向けた課題に関する調査報告書」

https://www.fsa.go.jp/common/about/research/20151001-1/01.pdf

 

30代の投資経験者の数字を見てみると、男性は41.2%が投資経験があるのに比べ、女性は16.2%と大きく差があることがわかります。この調査によれば男女によって投資への意欲が違う要因として、「妻が家計を管理し、出産や子供の就学等の将来の支出に備えて貯蓄する役割を担うケースが多い」ためとしています。では女性は貯蓄に重きを置く傾向にあるからといって、投資には向いていないのでしょうか?実は、女性の方が投資に有利だと言われている要素がいくつかあります。

女性が証券投資で有利な点

証券投資について言えば、株式を選ぶには女性の日頃の生活における情報アンテナが役にたつと言われています。

一般的に男性の投資家がすでに数字に現れたデータを参考にするのとは違い、女性は株式の購入を検討するときに、自分が日常生活で使っている商品やサービスを提供している会社を選ぶ傾向があると言われています。実際に商品を使ってよいと感じたり、これは人気が出そうだという肌で感じたりしたものを頼りに株を購入するので、株価が上がる前に株式を購入することにつながることがあるようです。

 

また、女性で投資する人の特徴としてよく言われるのは、気に入った銘柄を配当金や株式優待を楽しみに、長期に保有するスタイルの人が多いということです。その結果、短期で売買

するよりも利益を得ることにつながるのではとも言われています。

不動産投資はより女性の感性が生かされる?

自分で気に入った物件を購入し、それを賃貸に出すことによって収入を得る不動産投資。定年後の安定収入につながるということで注目を集めている資産運用の方法の一つですが、ここではより女性の感性が有利に働くと言われています。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、夫と妻の合計を100%としたときの妻の家事分担割合は85.1%、夫の家事分担割合は14.9% となっています。(2013年「社会保障・人口問題基本調査 第 5 回全国家庭動向調査 結果の概要」 http://www.ipss.go.jp/ps-katei/j/NSFJ5/Kohyo/NSFJ5_gaiyo.pdf)男性よりも日常的に家事を担当している女性だからこそ、買い物するのに適した野菜の新鮮なスーパーは近くにあるのか、クリーニング店はどこにあるか、困った時に立ち寄れるコンビニ、100円ショップなどは駅までの道にあるのかなど、日常の生活を想像しながら物件の良し悪しを考えられるという強みがあります。

周辺の小・中学校、または沿線の中学・高校はどんなところがあるか、習い事の教室は近くにあるのか、図書館、公園やくつろげるカフェがあるかなど、物件にプラスになる要素を見つけやすいのも、暮らす視点で見ることができる女性ならではかもしれません。

また、家の中のことも、洗濯機置き場からベランダへの導線、洗面所の収納スペースが十分あるか、キッチンの設備の充実度はどうかなど、日頃の経験からその良し悪しを判断することができます。

そういった「実際に暮らす目線で物件を判断できる」のが、女性が不動産投資に向いていると言われる理由です。

まずは投資についての情報を知ろう

投資経験者の割合を見る限り、現在の日本では投資に踏み出せていない女性が多いのが現状です。テレビで投資の必要性についての特集がやっていた。不動産投資って大きな資金がなくても始められるの…?そんな風に少しでも関心が芽生えた時が始めどきです。「なんだかわからないから始めるのが怖い」という理由で足踏みしているのであれば、少しでも仕組みを理解することで一歩踏み出せるかもしれません。

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