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老後の不安は今から手堅く守り固めよう

老後の不安は今から手堅く守り固めよう

新聞やニュースで年金の支給額が減らされたり、支給年齢が引き上げられたりするといった記事をよく見かけます。そんな老後の不安を解消するためには、なるべく早めに手を打っておくことが大切です。まだ働いている今のうちから、いつかは来る老後のために出来る準備資金の中で、おすすめとされる方法にはどういったものがあるのでしょうか。

 

個人型確定拠出年金のiDeCo

厚生年金や国民年金だけでは、将来不安であるという人は多いものです。今のうちから貯金をしておけばいいとはわかっていますが、お金というのはなかなか貯められるものではありません。そこで利用したいのが個人型確定拠出年金のiDeCoです。制度改正によって、20歳以上の人であれば基本的に誰でも加入できるようになりました。主婦や自営業、会社員であっても加入することが出来るため、今加入している年金に上乗せして老後の資金を準備することが出来るのです。

iDeCoの最大の魅力は、税制面での優遇と言われています。同じお金を貯めるのでも、定期預金は少ないものの利息が付きますが、そこから税金が引かれてしまいます。iDeCoは、掛金自体が所得控除となり、所得税や住民税が減税となって、毎年控除の恩恵を受けることが出来る節税効果の高い金融商品なのです。

また、公的年金は毎月の支給となっているため、長生きすればその分得をする計算となりますが、自分の寿命というのは誰にもわからないものでしょう。けれども、iDeCoであれば、受け取りの方法を選ぶことも可能です。60歳以上であれば老齢給付金として受け取ることが出来るようになりますが、一時金として一括で受け取ったり、年金として受け取ったり、両方の仕組みで受け取ることも出来ます。様々なメリットから、老後の準備資金として個人型確定拠出年金のiDeCoは注目されているのです。

 

家賃で老後の不安を解消する

老後の資金準備の手段として人気が高い方法に、家賃収入というものもあります。若いうちから不動産投資をしておくことで、老後は家賃収入を公的年金不足分に充てるというものです。わかりやすい例えで、家賃年金と呼ばれることもあります。

働いているうちから、不動産投資をして家賃収入を得るという事は、不労取得といって給与取得とは別に考えます。株式投資による収益も不労取得の一種ではありますが、株で利益をあげるためにはチャートに頻繁に目を通す必要があり、また、リスクも大きいでしょう。不動産投資においても、空き家リスクや家賃滞納の催促などのリスクはありますが、管理会社への一括委託という方法もあるので、手が出しやすい不労取得となっているのです。

 

老後の準備資金は手堅く行う

公的年金だけでは老後の暮らしは安泰とは言えません。そこで若いうちから準備をしておくことが大切と言われていますが、そのために有効なのが個人型確定拠出年金のiDeCoと不動産投資による家賃年金です。さらに、安定した不労所得と言われる不動産投資と、節税効果が優れているiDeCoを組み合わせて活用することが、より老後の守りを固めることに繋がるのです。

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