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2020.02.06

自分に合った「キャッシュレス決済」の選び方

キャッシュレス決済、というと思い浮かぶのはメディアでもよく取り上げられるPayPayやLINE PayといったQRコードなどを使ったスマホ決済が思い浮かぶのではないでしょうか？しかしそこには以前から使われているクレジットカード、Suicaなどの電子マネーも含まれています。2019年10月からスタートしたキャッシュレス・ポイント還元事業では、登録店舗でキャッシュレス決済をすると、５％もしくは２％のポイント還元を受けることができます。せっかくのチャンス、あなたにあったキャッシュレス決済を選んで利用して、得してみませんか。

1.お金が動くタイミング、こんな風に違う！

キャッシュレス決済は、決済が実際に行われるタイミングで、

[A]: 前払いお金を先にチャージして使う前払い方式（Suica、nanacoなど）

[B]: 使った瞬間に決済される即時払い方式（デビットカード）

[C]: 使った分をあとでまとめて支払う後払い方式（クレジットカード）

の３つに分類されます。それぞれの仕組みを以下の表で確認してみましょう。

経済産業省「キャッシュレス　パンフレット」より

LINE Payなどのスマホ決済は、銀行口座から事前にチャージする[A]の前払い方式と、クレジットカードと連携する[C]の後払い方式を選んで使えるものが多いようです。

今行われているキャッシュレス・ポイント還元事業では以下のような決済方法が対象になっています。

経済産業省「キャッシュレス・ポイント還元事業　消費者向け説明資料」より

この決済のタイミングを踏まえた上で、自分にあった使い方を選び、積極的に利用してみましょう。

2.使い過ぎが心配な人は「袋分け予算管理方式」で！

クレジットカードは使いすぎが心配で、という人がいるかもしれません。そんな方には、先払い式の決済方法を利用するのがいいでしょう。例えば「LINE Payでは交際費、PayPayは食費を払う」などのルールを自分で決め、その分の１ヶ月の予算をチャージしておくという方法をすると、よく家計管理で使われている「袋分け予算管理」をデジタルで行なっていることになります。しかも、そこでキャッシュバックがあれば、得した気分になりませんか？

特にPayPayはクレジットカードと連携するよりも銀行口座からチャージした方がキャッシュバック率が高いので（2020年1月現在）、得するという意味でも理にかなっています。

また、利用している人が多いSuicaも、通常のキャッシュレス還元に加え、鉄道の利用、エキナカのKIOSKやNewDays、Beck’s COFFEE SHOPなどの提携店舗での買い物でJREポイントが貯まります。Webでの登録が必要なので、すぐにJREポイントサイトでのSuicaの登録をお勧めします。決済の際もスピーディーで、対応している店舗も多いので、一番気軽に始められるキャッシュレス決済かもしれませんね。

3.「トクする！」を追求したい人は

せっかく得するのなら最大限、使いこなしたい！という方は、複数の決済方法を店舗ごとに使いこなすのがオススメです。決済会社により、さまざまなキャンペーンが行われており、例えば「対象の飲食店ならで40％のキャッシュバック！(PayPayで2月1日〜2月16日に実施)など大きな還元が期待できるので、「このお店はどんなキャンペーンの対象店なのか」を把握して、一番得をする決済方法を選択するのは、ゲームのような感覚で楽しいかもしれません。

4.とにかくひとつに集約したいあなたは

「そんなにたくさん使いこなせないし、決済の時はスマホなしでやりたい」というあなたには、Kyash(キャッシュ)というVisaクレジットカードがオススメ。常に決済金額の１％ポイントがつき、また自分の持っているクレジットカードを登録してそこからチャージをして利用することでポイント二重取りをすることができます。また、アプリからカードの利用をロック＆解除することができるので、万が一紛失した時も安心です。（失くしたと思ってカードを停止したらすぐ見つかって、解除に時間がかかって困った……などの経験がある方は特に！）