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金融機関がマンション経営をする会社員に融資をする理由とは?

金融機関がマンション経営をする会社員に融資をする理由とは?

会社員がお金を借りる方法として、住宅ローンや自動車ローンは広く知られています。しかし、それ以外にも、マンション経営で融資を受ける人が存在します。不動産会社などのマンション経営のプロが融資を受けるのは普通ですが、副業でマンション経営をしているはずの会社員が融資を受けられるのはなぜでしょうか。そこで、マンション経営を行う会社員に対して、金融機関が融資をする理由について紹介します。

 

融資をする相手が、企業から個人へ移ってきたから

金融機関は、顧客から集めた預金を元手に資金を増やしたり、お金を貸して利息を取ることで収益を得ています。例えば、利息を得るためにはお金を貸す相手が必要ですが、相手が借りにくるのを待つだけではなく、自ら営業をして貸す相手を探さなければいけません。それは、借りにくる相手だけでは、融資先の数としては不十分だからです。 しかも、以前は企業を中心に融資を行っていましたが、高度成長期と比べるとその額は減っています。さらに、中小零細企業を相手に融資を行うと、倒産などにより資金を回収できなくなる可能性があり、よりリスクの少ない融資先が求められました。 そこで、給料という安定的な収入がある、会社員という個人へ、融資を行うようになりました。

 

貸す側と借りる側にメリットがあるから

会社員は安定的な収入があるから貸しやすいとしても、その会社員がマンションを経営するのに対して融資をするのはなぜでしょうか。マンション経営は不動産投資に該当するため、リスクがともなうのではないでしょうか。 確かに、リスクもあります。しかし、マンション経営には「マンション物件」という現物があり、それが担保となります。そのため、返済が滞ればマンションという担保を回収できるので、金融機関が恐れる、資金を回収できなくなるというリスクはとても小さくなります。つまり、リスクがとても小さいことが、貸す側のメリットです。 また、マンション経営に対する融資は、金利が低い場合があります。つまり、融資を受ける側が借りやすいというメリットがあります。さらに、マンション経営は自己資金だけで運用を行うよりも、融資を受けて運用資金を増やした方が、得られる利益が増える可能性があります。

 

融資を受けるからには、安定したマンション経営が必要

金融機関が融資をする時、安定した収入のある会社員が、マンションいう担保のある投資をし、その経営から利益を得るという、3つの柱に着目しています。貸したお金を回収できなくなるというデメリットは皆無ではありませんが、それよりもこの3つの柱であるメリットは大きいです。 ただし、融資を受けた側は、その状況に安心するのではなく、マンション経営で着実に利益を得るための努力をしなくてはいけません。 物件を購入する際は、立地や管理状況などを実際に見て確認し、慎重に選ぶ必要があります。立地が悪ければ入居者が入らない可能性があり、管理が悪ければ継続した入居を見込めない可能性があります。 また、マンション経営は短期売買ではなく、長期に運用することで収益を上げることができます。 よって、今後どのように周辺環境が発展するかを、都市計画などを調べてチェックすることが重要です。 例えば、駅の再開発が計画されているならば、交通の利便性が向上することによって、地域の人口が増える見込みがあります。また、大規模商業施設の建設が予定されていれば、それを目当てに住民が集まる可能性があります。 そのため、将来的に人口増加が見込めるエリアであれば、継続的な入居を見込める可能性があり、それが安定したマンション経営に繋がります。

 

会社員という職業を活かして、マンション経営を始めよう!

マンション経営はそもそも元手が無ければ始められませんが、会社員という安定した職業だからこそ、金融機関から必要な融資を受けやすいことがわかりました。 せっかく安定した職業であるならば、それを活かしてマンション経営を始めてみましょう。綿密なリサーチの元で物件を購入し、長いスパンで運用すれば、さらに安定した収入を得ることも可能かもしれません。

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