資産運用

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投資先=就職先?! 会社を見極める力を上げる方法

投資先=就職先?! 会社を見極める力を上げる方法

例えば長期所有を目的とした株式投資で、どの会社の株式を買うのかを検討するとき、あなたはどうやって会社を見極めていますか? 「雑誌のオススメに従って」、「テレビで成長している企業と紹介されていたから」など、いくつか理由はあると思います。

しかし、実際に自分のお金を動かすにあたって、きちんとその会社の見極めをしていないと、少し株価がさがっただけで動揺してしまうことにも繋がります。そのためにも、投資先をより細かくチェックするには、その会社に「投資したい」と心から思えるかどうかが重要になります。

見極める力をのばす「就職先」探しの視点

しかし、どういう風に情報を見たらいいのかわからない……。そう思う方もいるでしょう。そんなときに取り入れて欲しいのが「もし自分がその会社で働くとしたら?」という視点です。

株式を購入する前にはその事業分野は成長性がある分野なのか、また他にも新たな事業を生み出す可能性を秘めているのかどうかを検討することと思います。

自分が長くその会社で働きたいと思うなら、世界の経済変化のなかで、果たしてその会社が生き残って成長していけるのかを考えるのではないでしょうか?「日本では人気が出そうだけど海外での展開が難しそうだ」、「技術の進歩で必要がなくなる分野かもしれない」、「環境、健康など今後の需要が見込める商品やサービスを生み出している」、そんな風に、一つ一つの商品や事業内容についての成長性を真剣に検討することになります。また、その成長性を見極めるために、様々な統計や今後の経済予測などもみることになり、自然と経済についての知識が深まっていくでしょう。

経営理念は自分の心に響くか?

就職先、ということで考えるにあたって、チェックしてみて欲しいのが「経営理念」です。その企業がどんな理念を持っているのかということ、例えば「新たな技術革新で世界をよくする」「商品を通して社会に貢献し、人々の生活を豊かにする」など、きちんとした経営理念がある会社があると、株を所有してその会社を長く応援しようという気持ちで、少々の株価変動にも惑わされずに冷静に待つことができるようになります。

経営理念はHPに必ず乗せられているので、まずはそこを確認します。そしてそれが実際に生かされているのかどうかを知る手立てとしては、手軽なものには工場見学、その商品の内容や、その企業が協賛しているイベントの内容などからもうかがい知ることができるでしょう。

こうしてただその会社の株がどうなるか、という視点ではなく、就職したいと思える会社かどうかを考えることで、ただメディアの情報を鵜呑みにして投資先を考えるのではなく、良い会社を見極めて、今後の動きを予想する力が付いていきます。

自分の感覚を生かせる投資とは?

株式投資は以上のように、会社をよく知ることからスタートします。では、もう少し自分の感覚を生かして判断できる投資対象はないでしょうか?その一つとして上げることができるのが、不動産投資です。

その街の住みやすさや、その建物の使い勝手、どんな人が借りてくれそうかなどを、自分の感覚を生かして判断することができます。駅近で、スーパーもすぐ近くにある、何より「ここなら自分で住みたい」と思えるかどうか。実際自分でその場を訪れて、その住みやすさや将来性を肌で感じることができます。そういう意味では、自分で投資先を納得して決めやすいと言えるでしょう。

もちろん、その物件にまつわる数値についても、不動産投資会社に相談することができればさらに安心して投資をすることができます。

株式投資も不動産投資も、興味を持った方はぜひ弊社のセミナーでより詳しく学んでみませんか?

 

フリーライター

こまのあやこ

保険会社、出版社勤務を経てフリーライターに。

経済の真面目な話から生活を楽しくするためのアイディアまでジャンル問わず執筆中

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