資産運用

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資産運用のキホン-ハイイールド債って何?どう投資するの?

資産運用のキホン-ハイイールド債って何?どう投資するの?

資産運用のキホン-ハイイールド債って何?どう投資するの?

皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。

昨今の低金利状況下で、ハイイールド債に投資する人も増えています。ハイイールド債は、確かに金利は高く、利息を享受する面では大きなリターンとなりえます。では、何かデメリットはないのでしょうか?当然利益が大きくなる可能性があると言うことはそれにともなってリスクも大きくなります。一体ハイイールド債とはどのようなものをさすのでしょうか?解説していきます。

格付けの低い債券が該当する

ハイイールド債とは、ジャンク債とも呼ばれます。ジャンクというと聞こえは悪いですが、要は格付けの低い債券のことを示します。一般的に、格付けはABCDランクで評価され、さらに細分化されAAA、AA、A、BBB、BB、B…といったランクにわかれます。このうち、BB以下の債券をハイイールド債と呼んでいます。

格付けとは、債券を発行する企業等の信用度合いを評価したものであり、格付けが低いほど貸したお金が返ってこない可能性が高くなります。もちろん、格付けが低いからといって必ずしもお金が返ってこないわけではないため、そこをどう捉えるかによってはリターンを大きく得ることができる可能性もあります。

ハイイールド債は格付けが低いものの、その分利回りは高めです。やり方次第では多くの利息を得ることが可能です。通常は、複数社に分散して投資を行うか、投資信託の形で運用を行います。

ハイイールド債の投資は、通常海外の債券に投資します。そのため、為替の影響も受ける点は要注意です。為替と金利の両面から、分散投資の一環として投資するのはよいと思いますが、資産の多くの割合をハイイールド債に投資するのは辞めておきましょう。

気になる方は、国内の金融機関でも販売していますので問い合わせてみましょう。投資信託の形であれば、1万円程度からも投資が可能です。リスクが高い反面、リターンも大きくなることを忘れずに。

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